> トップページ > 調査の紹介 > 環境動態調査
タイトル「放射性物質の環境中における分布と動きに関する調査」
 

 環境中には、地球が創成された時から存在するものや自然界で新たに作られる自然起源の放射性物質(天然放射性物質)と、1950年代から1960年代かけて行われた大気中核実験、原子力施設の運転や事故等で環境中に放出された人工起源の放射性物質(人工放射性物質)が存在しています。
 再処理工場の運転にともない放射性物質が排出されることから、環境への影響について正確に評価することが重要です。
 そこで放射性物質の環境中での分布や動き(動態)を知ることが重要となるのです。

環境中の分布を知る
 

天然の放射性物質には、地殻に含まれているウラン系列トリウム系列カリウムなどの放射性元素、大気圏上層で作られる放射性炭素トリウムがあります。また人工の放射性物質には、核分裂生成物である放射性のセシウムストロンチウムなどがあります。これら放射性物質は、場所によって多いところ、少ないところがあります。
再処理工場の運転にともない放射性物質が環境中に排出されるため、環境への影響について正確に評価することが求められています。そのためには、まず環境中にどのように分布しているかを把握しておかなければ、正確な評価はできません。
そこで、再処理工場が稼働する前に、周辺環境中の放射性物質の分布を正確に知ることが必要なのです。

「環境中の分布を知る」イメージ
環境中での動きを知る
 

環境中に存在する放射性物質は、他の物質と同様に地球上の大気・陸・水圏、植物や人間を含む動物などの生物圏の間を循環しています。再処理工場の環境への影響を評価するためには、放射性物質が環境中でどのように動くのか(動態)あらかじめ知っておくことが重要です。またこの動態を知ることは、コンピュータなどでその動きを予測することにもつながります。
そこで、環境中での動態を評価・予測するために、青森県六ヶ所村周辺の実状にあわせた「動態モデル」を作成し、それを基本としてコンピュータで予測するためのプログラムを構築し、更に実際の環境中の物質の動きを調査して予測したものと比較・検証することに取り組んでいます。

「環境中での動きを知る」イメージ
調査詳細へ