排出放射性物質影響調査

成果報告会年度別一覧

令和元年度 成果報告会 弘前市開催報告

令和元年度環境科学セミナー(無料)

日時・会場

  • 令和2年 2月27日(木) 13:30~16:00
  • アートホテル弘前シティ 3階エメラルド
  • 51名

実施内容

本成果報告会は、環境科学セミナー「聞いて、なるほど放射線!」と題して実施しました。

本セミナーは、島田理事長より開会の挨拶がされた後、第一部では国立大学法人福島大学 環境放射能研究所所長の塚田祥文氏より「福島の農業環境と作物は”いま”」と題してご講演頂き、第二部では(公財)環境科学技術研究所から成果報告を行いました。

成果報告会の様子

第一部 基調講演

第一部の福島大学 環境放射能研究所の塚田祥文氏の講演では、原子力発電所事故後の福島の農業環境や内部被ばくについてご講演されました。

第二部 成果報告

第二部の内容に関しては青森市での開催と同様になります。(→青森市開催報告参照)

以下に開催時の写真を掲載します。

アンケート結果

1.参加者について

参加者 51名
回答数 40名  回収率 78% (内訳:男性 15名/女性 13名/無記載 11名)
年齢層
年齢層
過去の報告会参加の有無
過去の報告会参加の有無

2.本報告会を何でお知りになりましたか。また、主な参加理由をお聞かせください。(複数回答)

開催情報入手方法
開催情報入手方法
主な参加理由
主な参加理由

3.講演内容について

第一部基調講演の内容について

円グラフ:福島の農業環境と作物は”いま”

福島の農業環境と作物は”いま”

第二部成果報告の内容・資料について

食べ物から被ばくする!?
食べ物から被ばくする!?
放射線とメタボ
放射線とメタボ

4.再処理工場から排出される放射性物質に関連して行われているこのような調査研究(排出放射性物質影響調査)に興味を持てましたか。

円グラフ:調査研究について

調査研究について

5.ご意見、ご感想

第一部基調講演について、ほかにどういった内容の講演を聞きたいか

  • 一時問題になった、子どもの甲状腺異常と氷土壁の現状
  • 資料も良くできていて、講演と一体化でき、復習しやすい
  • 食物への安全性が理解できた。農薬の方が心配です。
  • 食品の放射線照射について。
  • レベルが高かった。
  • 災害から9年になりますが、現在の農業環境はどうなっているのか、居住も含めて。
  • 中川先生のおっしゃること少し分かりますが、チェルノブイリ被害の子供たちがガンということを(多い)しっかりと認めなければならない。とてもかわいそうでなりません。これも運でしょうか。医学は、前に進まなければいけませんが、なんといえばいいのかわかりません。
  • 日本は、がんの教育が遅れている事実をことを知った。がんは、早期発見、セルフチェック、検診の重要性を知った。

より良い報告にするためのアイディア、アドバイス等

  • 温暖化と放射線被ばくは関係あるのか?
  • 「ばく」はひらがなで書くようになったのですか?
  • お話のテンポが速すぎる。
  • 杉原先生のお話は身近の感じでよかった。
  • 放射線とメタボは分かりにくかった。研究の視点が分かりにくかった。
  • 現代の人間の治療に生かされているのでしょうか。また、研究結果は照射による影響なのか。
  • 人体に影響はあるのか?六ケ所住民は影響受けているってこと?

本報告会で今後聞いてみたい話や、今回の報告会の感想・意見など

  • 多くの人達に積極的に働きかけてくださっているので、私たちも身の回りの人によく伝達していくべきだと痛感しました。
  • 「身体に影響のない被ばく」というけれど、なぜ故郷に戻らないか?というと、60歳だと良いのですが子どもや若い人はまだ無理だと思います。”ガン”になっているという話も裏にはあるそうで、本当のことを知ってもストレスになるばかりかもしれませんが、みんなに知らせて。そして、今後このようにしていくという対策が示されれば納得すると思います。
  • セミナーのレベルがあがりました。
  • データ、資料による説明もよく分かりやすい資料でとても良い講演会でした。やられていると思いますが、高校生、大学生に教えてほしいです。
  • 原発事故からの汚染水の処分について、研究所の研究状況をお知らせ頂きたいと思います。ご丁寧な成果報告会をありがとうございました。
  • 立派な資料が配布されました。追跡調査で分かった数字は、納得できると思います。放射性炭素の説明口調が早すぎる。
  • 福島第一原発での汚水が満杯状態にあります。今後の汚水処理は海へ放流するのか、影響があるものか。
  • また聞きたいと思いました。
  • 放射線についての単位を表す言葉が聞きなれず難しく感じられます。今回のご講演は大変分かりやすく理解できました。青森県に住んでいますが、原子力、リサイクル施設など身近な事ですが中々専門的なお話を伺う機会がありません。今後もPR活動に期待致します。ただ、こわがっていないで、まず知識が欲しいです。
  • 素晴らしい研究成果ご苦労さまでした。今後に向け期待しています。
  • 基調講演の内容がとても分かりやすく役に立った。
  • 放射性物質の影響を色々な方面で調査、研究している人達がそれぞれの面でいることを今日知り得た。もっと市民や大学生向けに説明会をやってはいかがですか。自分たちの体でモルモットまでして、感心した。
  • 第一部基調講演での資料がパワーポイントの印刷だが、肝心のデータが隠れて必要な数値が読み取れなかったので残念。アクションで重ねた図形が、全て重なった状態になっている。
  • そこまでわからない。
  • 第二部成果報告会でお話で、オスとメスの違う理由を考察してほしかった。
  • ホテルのマイクのせいか、時々センテンスが聞き取れず解らなくなり文句が聞き取れずちょっと苦労しました。
  • まさかおやつと飲み物があるとは、うれしかった。
  • 各地の原発立地の地域でのこの様な研究があれば聞いてみたいと思った。
  • 青森県短命返上にかかわるデータを分かりやすくしたセミナーに期待します。

お問い合わせ

(公財)環境科学技術研究所 総務部 企画・広報課

環境科学技術研究所は、六ヶ所村で放射線や放射性物質の環境中における分布や動き、及び低線量率放射線が生物に及ぼす影響に関する調査研究を行っている研究所です。

【電話】0175-71-1240 (受付時間 平日8:30~17:15)
【住所】〒039-3212 青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字家ノ前1番7

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