排出放射性物質影響調査

成果報告会年度別一覧

令和2年度 成果報告会 八戸市開催報告

令和2年度 環境科学セミナー(無料)

日時・会場

  • 日時:令和2年12月10日 13:30~17:00
  • 場所:八戸グランドホテル  2階 グランドホール
  • 参加者:61名

実施内容

本セミナーは、第一部で今井礼子氏より「日本が世界をリードする重粒子線がん治療」と題してご講演頂き、第二部では排出放射性物質影響調査(青森県委託事業)を行っている(公財)環境科学技術研究所及び(公財)日本海洋科学振興財団から成果報告を行いました。

成果報告会の様子

第一部 基調講演

第一部では、国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 QST病院の今井礼子氏から、「日本が世界をリードする重粒子線がん治療のお話」と題してご講演頂きました。

第二部 成果報告

第二部の内容に関しては六ケ所村での開催と同様になります。(→六ケ所村開催報告参照)

以下に開催時の写真を掲載します。

アンケート結果

1.参加者について

参加者 61名
回答数 46名  回収率 75% (内訳:男性 18名/女性 16名/無記載 12名)

 

2.本報告会を何でお知りになりましたか。また、主な参加理由をお聞かせください。(複数回答)

3.講演内容について

第一部基調講演の内容について

円グラフ:日本が世界をリードする重粒子線がん治療

第二部成果報告の内容・資料について

4.再処理工場から排出される放射性物質に関連して行われているこのような調査研究(排出放射性物質影響調査)に興味を持てましたか。

円グラフ:調査研究について

5.ご意見、ご感想

  • マウスの実験で内部被ばくの検証結果を書いていないのは手持ちだと思うが、外部被ばくして何mSV浴びれば有害かの結果を得られたのは大変有益であると思う。トリチウムの安全・危険性はよく分からないが青森では安全域内というのはよく分かった。
  • 基調講演は重粒子線治療の概要が分かったが、症例、経過、メカニズム的なこと等を知りたい。
  • 雨雪風等が空中から漂ってくるが、近年の農作物は一部かもしれませんが、ビニールハウス内で育て収穫している部分もあり、そのままもあり、線量の違いはありますか? 今朝もテレビ報道で風力によるもの、パネル方式によるものでも、元は石炭等を燃焼させCO2排出は免れない等に…超えてしまってはいけない科学の進歩、ウラン~プルトニウムを取り出し、CO2は出ないけどいったん事故になると、国が滅んでしまう位の恐ろしい事態に!日本の国民病を言われる癌、なぜでしょう…とくに青森県第一位とは?
  • 分析・研究はとても大事だと思います。1番大切なのは現場の人類、宇宙と真摯に守るという高い意志だと思います。私達一般人が現場で働く人を信じて心から感謝と信じ切ることが良い志を生むと思います。良い方向で発展していくことを信じています。頑張ってください。
  • 年2回位開いては?
  • 大変良いお話でした。
  • 重粒子線を知らなかったので良かったです。今井先生は早口で説明していたのか、聞き取りにくかった。
  • いずれの日にか、福島の事故に類似したケースが出るであろうけど、共存共生するしか道はないのかもしれません。
  • 重粒子線国民の税金で施設が作られている。手術の300万円は一般国民にとっては無理がある。100万円以下の治療費にすべきである。金持ち優遇は馬鹿。
  • 病気になるような人々の生活は問わず、莫大な税金を使って癌撲滅に頑張っている先生もいることに驚きを感じました。国に対して怒りを感じました。医=経済の世の中を感じました。食品添加物、農薬、環境問題に関心を示さない。お金持ちではないと高額な医療は受けられないことが医師の説明で解りました。バランスのとれた食事をとり病気になった人は良いとしても高脂肪や美食を取り続けた方々に優しい医療(金で解決できる)制度にはとても疑問を感じます。もっともっと安くできれば最高です。新しい科学をお知らせいただきありがとうございます。
  • 知らないことの多い私です。今日はとても勉強になりました。青森県人としてもっと勉強してみたいと思います。
  • 海水中で拡散された放射性物質が長い年月を経てどうなるか気になります。
  • 福島での除染作業をしたので今何を除去しようとしているのか大体分かった。その目的等も含めて今回のセミナーを通じて理解の助けとなった。また、重粒子線がん治療についても理解が深まった。
  • 国内で重粒子線がん治療がこんなに進んでいることを知り驚いた。高額で治療の恩恵を受けるのは一部なのだと思う。もう少し必要な人に使えるようになり癌死亡率が少なくなることを願う。
  • 早口でマスク着用は非常に聞きにくい。残念。
  • 今井先生の話で、医療被曝のリスク、ベネフィット論が出ていました。原子力施設からの放射線被ばくについて聞きたい。
  • およその時間配分を示して欲しい。一部は質問時間を確保した方が良いと思います。はじめから司会者が「時間が押している」と言われると全体の気持ちが引いてしまうでしょう。今回は講師の帰りの電車時間の都合だとは思いますが、継続性をお願いしたいです。
  • ありがとうございました。有意義でした。
  • 考えるきっかけを作っていただきありがとうございました。色々な研究がなされていることを知り、今後新聞等の記事にも注目していこうと思います。
  • 八甲田山系の太平洋側の山林、農地、河川、沼拓地等の人工的放射線値、自然及びチェルノブイリからの飛沫放射能値及びその危険性(人間、動物、その他生物植物等)を知りたいと思いました。
  • 今井礼子先生の説明は非常にわかりやすいと思った。再度医学的講演を開いて欲しい。
  • 自然が豊富な県内の東部大きな地域の中で三沢、六ヶ所では太陽光発電施設等の建設、風力発電の建設が多く見受けられるがそれらのメリット、デメリットについての話を聞きたい。同自然への影響について。

お問い合わせ

(公財)環境科学技術研究所 総務部 企画・広報課

環境科学技術研究所は、六ヶ所村で放射線や放射性物質の環境中における分布や動き、及び低線量率放射線が生物に及ぼす影響に関する調査研究を行っている研究所です。

【電話】0175-71-1240 (受付時間 平日8:30~17:15)
【住所】〒039-3212 青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字家ノ前1番7

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