排出放射性物質影響調査

成果報告会年度別一覧

令和元年度 成果報告会 青森市開催報告

令和元年度環境科学セミナー(無料)

日時・会場

  • 令和元年10月18日(金) 13:30~16:30
  • ウェディングプラザ アラスカ 4階ダイヤモンド
  • 62名

実施内容

本セミナーは、青森県のエネルギー総合対策局原子力立地対策課の山下課長代理からの挨拶の後、第一部で社会保障経済研究所代表の石川和男氏より「いま、考えなければならない大切なこと! ~くらし・経済・エネルギー~」と題してご講演頂き、第二部では(公財)環境科学技術研究所から成果報告を行いました。

成果報告会の様子

第一部 基調講演

第一部では、社会保障経済研究所代表の石川和男氏から、「いま、考えなければならない大切なこと! ~くらし・経済・エネルギー~」と題してご講演頂きました。

第二部 成果報告

第二部の成果報告では、前半は環境中での放射性物質の動きに関する研究成果について環境影響研究部から、後半は放射線生物影響研究に関する研究成果について生物影響研究部から報告されました。

前半は、「食べ物から被ばくする!? ~体内に入った放射性炭素からの放射線~」と題して環境影響研究部の増田研究員から研究成果が報告されました。 なお、報告に先立ち、環境研の紹介や排出放射性物質影響調査及び環境影響研究の概要について説明がなされました。

後半は、「放射線とメタボ ~放射線のマウス肝臓への影響~」と題して生物影響研究部の杉原研究員から報告がされました。なお、成果報告に先立ち、生物影響研究の概要や環境研の生物影響研究施設の紹介がなされました。

アンケート結果

1.参加者について

参加者 62名
回答数 55名  回収率 89% (内訳:男性 22名/女性 16名/無記載 17名)
年齢層
年齢層
過去の報告会参加の有無
過去の報告会参加の有無

2.本報告会を何でお知りになりましたか。また、主な参加理由をお聞かせください。(複数回答)

開催情報入手方法
開催情報入手方法
主な参加理由
主な参加理由

3.講演内容について

第一部基調講演の内容について

円グラフ:いま、考えなければならない大切なこと! ~くらし・経済・エネルギー~

いま、考えなければならない大切なこと!~くらし・経済・エネルギー~

第二部成果報告の内容・資料について

体内に取り込んだ放射性炭素から 受ける放射線の量を調べてみました
体内に取り込んだ放射性炭素から 受ける放射線の量を調べてみました
低線量率放射線を被ばくした マウスの肝臓を調べてみました
低線量率放射線を被ばくした マウスの肝臓を調べてみました

4.再処理工場から排出される放射性物質に関連して行われているこのような調査研究(排出放射性物質影響調査)に興味を持てましたか。

円グラフ:調査研究について

調査研究について

5.ご意見、ご感想

第一部基調講演について、ほかにどういった内容の講演を聞きたいか

  • くらし経済の中で、特に台風19号の問題、又、経済で言うと消費税もしくは日韓・トルコ・シリア問題等が国内の経済にどの様な影響があるのかと言ったこと
  • 自分の自慢話で、本日の講演内容に値しない。石川和男の上から目線の皆知っている話題は、おもしろくもおかしくもない。
  • プレゼン資料は、配布してほしかった。青森県の事を、知らなすぎる。東通原発に言及しないのはダメ。
  • 基調講演は非常に良かった。今後も本日の講師のような話を期待する。
  • 今日の様な日々の暮らしの中から、先を見据えるという話、いいなと思いました。
  • 話していることが全部本当なので、でも青森県民としてはどうすべきか具体的に聞きたいです。
  • 高齢者に聞いた話、貯金するのが趣味、老後の為、社会費用増。
  • そのものずばり本物を聞かされた気がした。資料が手元にあったら、もっと分かりやすかったと思う。
  • 石川先生の語られる通りです。素晴らしかったです。
  • 原子力燃料のサイクル施設の現状。
  • くらしよりエネルギー中心に聞きたかった。
  • 種々の問題が複合的に起きている。話題にこと欠きませんでした。
  • 歯切れもよく、聞いていて楽しかった。
  • 面白かった。
  • 誘致によって潤うという事はよく分かったが、この災害が多い日本で一旦福島のようなことになったら、私たちはどこへ行くのか。放射能に関しては、除去剤のようなものがない限り信用できないのではないか。
  • レジュメに沿って講習内容を聴講したかった。
  • 最新のエネルギー技術とコストの現状、温暖化対策

より良い報告にするためのアイディア、アドバイス等

  • とても良い報告会だと思います。今後も期待しています。
  • 成果報告書は、より具体的であり非常に良い報告書となっています。
  • 専門用語が多すぎて、あまりよく分からなかった。タバコ販売禁止とするのがいい。
  • タバコは体に悪いという事ですから、税金の為に販売しているのだから、販売を止めて欲しいのでタバコ販売しない活動をしてほしいです。
  • より実態にそくした内容がいいと思います。環境問題や自然災害など
  • とても良い報告会だと思います。今後も期待しています。
  • とても分かりやすい説明でした。資料も見やすかったです。
  • 資料内容が詳細で、よく理解できた。資料作成の工夫と努力に感謝します。

本報告会で今後聞いてみたい話や、今回の報告会の感想・意見など

  • 『短命県』という言葉(表現)が嫌いです。何の統計でも県別順位は、必ず1位から47位まであります。確かに、わが県は平均寿命は最下位ですが、女性で1~2歳、男性で3歳位の差が生じます。それでもって、短命県と知事さんが先頭に立って短命県返上運動しておられるようですが、順位を競うようなこととは思われない。
  • 検討願いたいが、多発している災害・防災等の専門家を招いて聞いてみたい。
  • 講演の公示を拡大して、周知を徹底してほしい。ポスター公示先が少ない。
  • 色々な講演などに参加しているが、このセミナーより勉強になるような話は聞けないです。毎回私は楽しみにしています。それとカレッジの点数も高いのでうれしいです。
  • 今後も勉強したいと思う。
  • 毎月の原燃ECOスクールや、年4回の原燃講座に参加しており、本日のセミナーはよく理解できました。ある意味楽しい時間でした。また、細かい説明に感謝致します。
  • 基調講演の資料、次回は準備を願いたい。
  • 放射性に物質についての知識を深めるための研究は大切と思いますし、真実を知るという事が困難なお国柄でもあるような気もするので、環境研様から正しい情報を発信して頂きたいと考えます。
  • 放射能の半減期を短くする研究などはなぜされないのですか。低線量であっても毎日長期的に被ばくすると、体に影響があるという事がわかりました。
  • 原子力のプラス面マイナス面をもっとよく考えたい。目先の利益だけにはとらわれたくない。
  • 環境研の所業範囲を越え、電子力発電(エネルギー関連テーマ)と、市民普及のための方策(政策含む)についても、テーマに選定してほしい。
  • 原発の廃炉に要する期間と経費について
  • 報道による情報は断片的であり、専門家による正確なお話をお伺いすることで、より的確な判断ができるようになると改めて感じた。
  • 環境科学セミナーが研究体制そのほかについて知らない。今後勉強したい。

お問い合わせ

(公財)環境科学技術研究所 総務部 企画・広報課

環境科学技術研究所は、六ヶ所村で放射線や放射性物質の環境中における分布や動き、及び低線量率放射線が生物に及ぼす影響に関する調査研究を行っている研究所です。

【電話】0175-71-1240 (受付時間 平日8:30~17:15)
【住所】〒039-3212 青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字家ノ前1番7

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