ラドン


ラドンは元素番号86番の元素でウラン系列やトリウム系列、アクチニウム系列の中の一つであり、気体(ガス状)の放射性物質であるという特徴があります。また単にラドンと言った場合はウラン系列のラドン222(222Rn)を指すこともあり、トリウム系列のラドン220(220Rn)をトロン、アクチニウム系列のラドン219(219Rn)をアクチノンと呼んで区別することもあります

  ヨウ素127 ヨウ素129 ヨウ素131
陽 子 868686
中性子 133134136
質量数 219220222
呼 称 アクチノントロンラドン

ウラン系列、トリウム系列のラドンはラジウムから変化して発生し、更にアルファ線を出してポロニウムに変化します。ラドンの中でも代表的なウラン系列のラドン222は以下のような変化をします。

・

ウラン系列やトリウム系列、アクチニウム系列の放射性物質は、環境中ではそのほとんどが土壌や岩石中に存在しています。その中でラジウムが変化してラドンになると、ラドンは気体なので地中から空気中に出てきます。

・

従って洞窟のような周囲が土壌や岩石になっている環境では、空気中のラドン濃度が高くなる傾向があります。また密閉性が高く換気があまりされないような特にコンクリートを使ったような住居、オフィスでも空気中ラドン濃度が高くなる傾向があります。空気中のラドン濃度が高いほど、内部被ばく線量が大きくなります。

関連情報

関連用語解説
ウラン系列
トリウム系列
ポロニウム
内部被ばく
内部リンク
調査の報告(青森県民のラドンからの被ばくについて)
リーフレット(天然放射性物質のウランが変身!〜気体のラドン〜)
平成19年度成果報告会冊子(13〜19ページ)
外部リンク
身近にあるウラン(環境科学技術研究所)
ラドンとは(環境科学技術研究所)