排出放射性物質影響調査

調査の紹介

海洋で観測する

放射性物質の海洋中での動きをコンピュータにより精度良く再現できるように必要な事柄を明らかにするため、またコンピュータで再現した結果が正しいかどうかを確認するために、観測船やフェリー、センサ搭載のブイを使って海洋観測を行っています。

船を用いた観測では、水温・塩分および物質の分布や海水の流れなどを調べ、その海域ではどのように流れてきた水塊がどのように分布しているのか調べています。さらに、海水を採取して様々な物質の濃度を測定し、海洋中の物質がどのような特徴をもって分布しているのか調べています。

また、水深30~50mに係留したブイで、風や気温といった気象データ、水温・塩分・流れといった海象データ、さらに海水中の物質の変化を把握するための連続した観測も行っています。

画像:海洋観測のイメージ

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