排出放射性物質影響調査

成果報告会年度別一覧

令和元年度 成果報告会 六ヶ所村開催報告

令和元年度環境科学セミナー(無料)

日時・会場

  • 日時:令和元年10月10日(木) 13:30~16:30
  • 場所:六ヶ所村文化交流プラザ スワニー 第1・2大会議室
  • 参加者:68名

実施内容

本セミナーでは、第一部で川崎医療福祉大学の竹井泰孝氏による基調講演、第二部では排出放射性物質影響調査を行っている(公財)環境科学技術研究所及び(公財)日本海洋科学振興財団から、その成果について報告を行いました。

成果報告会の様子

第一部 基調講演

第一部では、川崎医療福祉大学 医療技術学部診療放射線技術学科准教授の竹井泰孝氏から、「放射線と共に生きる ~巷に溢れる放射線とリスク~」と題してご講演頂きました。

第二部 成果報告

第二部前半では環境科学技術研究所の成果報告として、環境影響研究部の増田研究員から「食べ物から被ばくする!? ~体内に入った放射性炭素からの放射線~」、生物影響研究部の杉原研究員から「放射線とメタボ ~放射線のマウス肝臓への影響~」について研究成果が報告されました。 なお、報告に先立ち環境研の紹介や排出放射性物質影響調査の概要、及びそれぞれ環境影響研究、生物影響研究の概要について説明がなされました。

第二部後半では日本海洋科学振興財団から研究の概要について説明がされた後、甲研究員から「六ヶ所村沖の流れについて」と題した研究成果が報告されました。

アンケート結果

1.参加者について

参加者 68名
回答数 59名  回収率 87% (内訳:男性 30名/女性 14名/無記載 15名)

2.本報告会を何でお知りになりましたか。また、主な参加理由をお聞かせください。(複数回答)

3.講演内容について

第一部基調講演の内容について

円グラフ:放射線と共に生きる ~巷に溢れる放射線とリスク~

第二部成果報告の内容・資料について

4.再処理工場から排出される放射性物質に関連して行われているこのような調査研究(排出放射性物質影響調査)に興味を持てましたか。

画像:調査研究について

5.ご意見、ご感想

第一部基調講演について、ほかにどういった内容の講演を聞きたいか
  • 地球温暖化について聞きたい。
  • 核融合を使った原子炉について。
  • 放射線の医療についての今後の活用に関して知りたい。
  • 身近な事を用いての話で分かりやすかった。
  • 深い内容を分かりやすく。もう少し、時間をかけてもよかったのでは?
  • 放射線被ばくについての量がしっかりと分かった気がする。
  • 食べ物、飲み物など、生活に直接関わるもの。
  • なぜ放射線を恐れるのかの心理的な面からの説明が楽しかった。
  • 日本が経験した、原爆被害を現在の科学的理論で解析してほしい。
より良い報告にするためのアイディア、アドバイス等
  • 理解できました。
  • 複数回開催することを希望する。
  • マウスは分かりやすかった。糖尿病は、運動しなく喫煙、飲酒が多い。
  • C-14に着目理由が不明。生物半減期の評価が不十分(母数が不明)。線量換算係数も曖昧。世の中の為、六ケ所村の為何の役に立つのか不明。人間に換算すると、低線量なのかどうか不明。
  • 専門用語がわからないこともあるので、分かりやすい言葉で教えてほしい。
本報告会で今後聞いてみたい話や、今回の報告会の感想・意見など
  • 地球温暖化と再処理工場から排出される核種の環境影響について知りたい。
  • 放射線の生活での活用について知りたい。
  • 気象現況、今、今後どうなるのか。今までにない災害。大型・スーパー台風・大雨・強風など。海水温の影響、気温についても知りたい。
  • 観測船「みらい」の成果と活動も聞いてみたい。
  • 海や大気、食べ物などの調査も色々行っていることを知ることができた。
  • 海洋の物質輸送について、大変勉強になりました。
  • 成果報告の内容、3部門共に身近に感じられることがいっぱいありました。これからは、機会があればお聞きしたいと思います。
  • 調査方法の説明に止まらず得られた結果を環境反映した結果か、人間にあてはめた考え方を発表してはどうでしょうか。
  • 放射線の有効活用についてお伺いしたい。

お問い合わせ

(公財)環境科学技術研究所 総務部 企画・広報課

環境科学技術研究所は、六ヶ所村で放射線や放射性物質の環境中における分布や動き、及び低線量率放射線が生物に及ぼす影響に関する調査研究を行っている研究所です。

【電話】0175-71-1240 (受付時間 平日8:30~17:15)
【住所】〒039-3212 青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字家ノ前1番7

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